成人の9割以上が虫歯の経験者であり、40歳以上の約5割が虫歯によって抜歯、つまり、歯を失っていることをご存じですか?(※厚生労働省調べ)。歯を失う最大の原因は歯周病ですが、虫歯を放置することも大問題といえます。虫歯があると歯周病の進行が早まり、歯周病によって虫歯が悪化するのです。
そこで、こいづみデンタルクリニックでは、虫歯と歯周病の治療を“2本柱”として並行して行っています。虫歯を終えられた方にも、歯周病がある場合は進行度合いと治療の流れを「アニメーション」を用いて説明しています。虫歯も歯周病もきちんと治したら、お口の健康を維持するため、3ヶ月に1回の定期検査を推奨しています。
※厚生労働省(平成17年歯科患実態調査)
http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1b.html
(3永久歯の表13、図13 PDF参照)
虫歯も歯周病も歯に付着する細菌のかたまり“歯垢(プラーク)”によって引き起こされる病気。予防のためには、“プラークコントロール”が必須となります。
当院では、私たち歯科医が行う「プロケア(プロフェッショナルケア)」と、自身で実践する「セルフケア」を同時に行うよう指導しています。プロケアでは歯磨きでは落とし切れない歯垢をとりのぞきます。予防の観点から保険の適用できる「歯面清掃」は、歯の表面を薬剤で磨いて着色を落とすもの。より予防効果を高めるには「PTMC」をおすすめします。PTMCは、プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングの略で、クリーニングの一種です。歯面清掃ではとれない“バイオフィルム(細菌の作る膜)”まできれいに落とします。バイオフィルムをとると、お口の中がさっぱりするだけでなく、虫歯や歯周病になりにくいとされています。こちらは自費診療となります。
虫歯・歯周病を防ぐには、やっぱり歯磨きです。お口の中に細菌がいる時間を短くするため、食後できるだけ早く歯を磨くことがポイント。朝昼晩の3食なら歯磨き3回が基本となります。とはいえ、お口に合わない歯ブラシを使って、間違った方法で歯磨きしてもプラークコントロールは不十分です。歯ブラシ選びはもちろん、歯ブラシを当てる位置や磨き方もていねいに指導しますので、ぜひ、私たち歯科医に相談してください。
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