こいづみデンタルクリニック [葛飾区・新小岩の歯科]

虫歯は病気です！

　虫歯は病気です。正しくは「う蝕（しょく）」と言いますが、口の中に住む細菌・ミュータント菌が産み出す“酸”によって、歯が溶かされた状態をさします。ミュータント菌は糖分を栄養として、ネバネバの物質（歯垢）を作り出します。歯に付着した歯垢の中で生まれた酸が歯を蝕んでいくのです。
　みなさんも、歯の検査で「Ｃ１、Ｃ２……」といった言葉を聞いたことがあると思います。これは虫歯の進行状態をあらわし、数字が大きくなるほど悪化しているとわかります。虫歯の初期「Ｃ０」や中期「Ｃ１」では、自覚症状はほとんどなく、痛みが出ることも稀です。後期前半「Ｃ２」になると、冷たいものや熱いものがしみるようになり、後期後半「Ｃ３」では、ズキズキとした激しい痛みに見舞われます。末期の「Ｃ４」は、歯のほどんどが溶けて根っこ（歯根）だけになってしまいます。

虫歯の進行に応じて、最適な治療を

　こいづみデンタルクリニックでは、虫歯の治療も“患者さん目線”を大事にしています。虫歯治療では、虫歯になった部分を削り取り、樹脂や金属の詰め物をするのが基本ですが、歯の痛みを訴えて来院された方には、迅速かつていねいな治療で、痛みをすみやかに取りのぞくよう心がけています。治療の流れは、口全体の状態が撮影できる「パントモグラフィー装置」によるレントゲン写真をみながら説明します。また、痛みが出ている歯以外にも治療をおすすめする場合も、事前にきちんとお話します。気になる点はどんどん質問してください。患者さんお一人お一人に最適な治療プランを一緒に考えましょう。

徹底した衛生管理

　虫歯治療では歯を削る、抜くなどの外科的処置が多いため、当院では衛生管理にも力を入れています。正直、コストがかかりますが、患者さんに安心して治療を受けていただくために必要であると考えています。お口の中に入れるものは“滅菌”を徹底しています。患者さんごとに治療器具をパックにし、すべて専用機器で滅菌、使い回しは一切しません。診察台はホースや配管などを洗浄消毒できるユニットを採用。内部で水が溜まることないので、治療器具から出てくる水、お口をゆすぐ水もつねに清潔で、安全です。

　虫歯治療では、症状が進行するほど削る部分が大きくなり、手間も時間もかかります。歯を守るため、痛みが出たらがまんせずに、すぐにご相談ください！